本日は私が使用している、Nゲージのおすすめのケミカル類をブログの記事にしました。ぜひ参考にしてみてください。
記事の情報は2020年6月10日の情報です。
Nゲージ おすすめのケミカル類 油脂類
Nゲージ趣味も長いもので中断期を含めると8年くらいになるですが、車両のメンテナンス等を含めて色々なケミカル類を購入してきました。本日は重要度の高いもの・低いものを含めてお伝えしようと思います。
タミヤ セラグリスHG
おすすめ度 必須
(写真は旧製品のセラグリスです)
Nゲージのグリスアップというと、基本は
タミヤ セラグリスHG
を使用する、といっても過言でないくらい多用するグリスです。
ラジコン等過酷な場面で使用されているグリスで、性能面では文句なしでしょう。タミヤの説明曰く、潤滑性に優れた窒化ホウ素を使用してるとのこと。(1)
10年位前にリニューアルされて、HGの名称が付くようになり、より摩擦係数が減ったとかいう記憶があります。
後述するモリブデングリスとの違いは、こちらのセラグリスは
プラスチックの部位に使用
することですね。(2)
ちなみにグリスアップで劇的に
スローが効くようになった、という経験はないです。
どちらかというと、パワーパックの特性や、車両モーターの特性、その二つの相性でスロー効くかどうかが決まるような気がします。
スロー特性にあまり影響はありませんが、それでも走行安定性とギアの保護のためにセラグリスHGを持っていて損はないと思います。
タミヤ モリブデングリス
おすすめ度 あまり使わない
タミヤがリリースしているグリス、モリブデングリスです。
このモリブデングリス
金属同士の潤滑部に使用
するそうです。(1)
ただ、
金属同士ってNゲージではまず無い
んですよね。ウォームギアには金属が使われていても、それに続くギアは樹脂であることがほとんどです。
ただしタミヤの説明曰く、プラスチックに使用しても一応は問題はないそうで(4)、事実このモリブデングリスを使用していたCタイプディーゼルは今でも健康に走っています。
KATO ユニクリーンオイル
おすすめ度 ふつう
KATOが出しているNゲージ用のオイルです。
先ほど挙げたグリス類は分解しないとグリスアップできないのですが、
分解すると必ずといっていいほど破壊
される箇所が出てくるので、あまり分解したくないんですよね(笑)。
その点オイルは
分解しなくてもオイルアップできる
のが魅力的で使って見たんですが、
このユニクリーンオイルお漏らし
するんです。
お漏らしというと良く分からないかもしれませんが、要はユニクリーンオイルを挿した後、車両ケースに横向きに入れていると、
オイルが漏れて車体側面がオイルまみれ
になるデメリットがあるんですね。
ですから、オイルを挿した後垂直に保管する必要があります。
またオイルですから、
オイル切れ
をおこすため定期的にオイルを挿す必要があり、半永久的に使えるグリスと違って少々面倒くさい点もあります。
しかし、上記のデメリットはありますが
分解して壊したくない車両
に使用する分には比較的おすすめなユニクリーンオイルではあります。
Nゲージ おすすめのケミカル類 接着剤
ゴム系接着剤
おすすめ度 必須
もう説明不要レベルかもしれません。
ゴム系接着剤です。私はボンドのGPクリアーを使用しています。
ゴム系接着剤のメリットといえば、
塗装面を傷めないこと・完全に元に戻すことができること
等、非常に扱いやすい点が挙げられます。
瞬間接着剤を使用すると塗装面を傷めてしまったり、失敗してしまうと取り返しがつきませんが、ゴム系接着剤は接着した後、
はみ出た部分を爪楊枝でクルクル
すれば接着剤を取り除くことができます。
同様に元に戻したくなった時でも、はがして爪楊枝でクルクルさせれば元に戻すことができます。
ゴム系接着剤はNゲイジャーにとっては必須とも言えるでしょう。
Nゲージ おすすめのケミカル類 通電改善系
サプラス loco
おすすめ度 ふつう
サプラスが出している集電性向上剤locoです。
locoを使用することで、室内灯・ヘッドライト・テールライトのチラツキの改善や、モーター車の安定した集電が可能となります。
効果は高い
のですが一時的で永続的では無いことが惜しい点です。
またモーター車がスリップしやすいというデメリットもあります。
接点復活材
おすすめ度 ふつう
接点の参加した被膜を除去し、カーボンを除去して接触を改善する接点復活材です。
Nゲージでは、カーボンが付着していないのに接触が悪いとき等、酸化被膜が絶縁体になっているケースに使用します。
効果は高い
のですが、こちらも油をベースとしているため、
線路や車輪に塗ると、スリップを起こす
点は留意しておきたい点です。
タミヤ 接点グリス
おすすめ度 必須
タミヤ接点グリスです。
接点の滑りを良くするメリットもありますが、接触不良を無くす効果もあります。(3)
Nゲージではモーターの端子等や、金属の接触部等、スパークが出やすい場所で使うと良いでしょう。
参照
(1)https://www.tamiya.com/japan/products/87099/index.html
(2)https://www.youtube.com/watch?v=weGgG1NxlI4
(3)https://www.tamiya.com/japan/products/87023/index.html
(4)https://www.tamiya.com/japan/products/87022/index.html
この記事へのコメントはありません。