さて、本日はマイクロエース製の旧型国電のカプラーをどうするかということについて記事を書こうと思う。
先日手に入れた旧型国電のマイクロエースの70系。どのようなカプラーにすべきか。現状では選択肢が3つあるようだ。
記事の情報は2020年5月30日の情報です。
1つめ TOMIX 密連形TNカプラー
1つ目はTOMIXの密連形カプラーである。
TOMIX密連形TNカプラーのメリットとしては
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見た目がリアル。
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連結間隔が狭い。
という点が挙げられ、非常にポピュラーで、TOMIX密連形TNカプラーを「電車の標準カプラー」として導入している人が多いように思われる。
一方TOMIX密連形TNカプラーのデメリットは
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長編成・坂道で自然開放する恐れがあり、走行安定性に欠ける
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自動連結できない
等のデメリットがある。
2つめ KATOカプラー密連形
2つ目はKATOカプラー密連形である。
KATOカプラー密連形は密連形を模したカプラーの下部に電連を模したフックがあり、その下部のフックを引掛けて連結する仕組みとなっているカプラーである。
KATOカプラー密連形のメリットとしては
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TOMIX TNカプラー密連形と異なり、自然開放しない
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ジャンパ栓の表現があり、連結部分の表現がリアル
という点が挙げられる。KATOカプラー密連形は、TOMIX TNカプラー密連形と比べて取り扱いが容易であり、そこは歓迎したい点である。
KATOカプラー密連形の、ジャンパ栓の表現は好ましい点であるが、栓を半分に切って表現している点がデフォルメであり、連結面が前面に出ているとジャンパ栓が半分垂れ下がっている変な様子になる。
KATOカプラー密連形のデメリットとしては
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旧型国電等には電連を装備していないものも多く、下部のフックが往々にして邪魔になる
という見た目の
決定的なデメリット
があり、これを嫌ってTNカプラー密連形を付けている人も多い。
3つ目 KATOカプラー密連形「新」
3つ目はKATOカプラー密連形の新しいタイプである。
KATOの飯田線シリーズや旧型国電シリーズに採用されているカプラーである。
(KATOのホームページにのっている「KATOカプラー密連形#2 新性能電車用長・短」と互換性があるか手元に資料が無く、不明であるのだが、おそらく互換性があると思われる。)
従来のkATOカプラー密連形があった電連のデメリットを廃し、カプラー本体で連結できるようになった新しいタイプである。
さて本題・マイクロエース70系に何のカプラーを付けるか。
先日購入したマイクロエースの70系にどのカプラーを付けるか。
いのいちに思いつくのがTOMIX TNカプラー密連形である。マイクロエースの車両は基本的にTOMIX TNカプラー密連形のボディマウントタイプが取り付けられるようになっているようで、見た目もリアルであることから候補の一つとして挙がっている。
ところが、70系は42系・32系等と連結して運用されており、42系・32系(32系は商品化されないだろうな・・・)と同じカプラーを装備するが望ましい。
商品化が望めない32系はともかく、42系とは連結できるようにしたい。
現状KATOが42系の金型を持っており、KATOから発売される可能性は高い。
ということで、新しいタイプのKATOカプラー密連形も候補として挙げられる。
よって70系に装備するカプラーは未来に発売されるであろう42系がどのメーカーから出るかという事に左右されるということになる。
迷ったときはアーノルドカプラー
結局いろいろ考えたのだが、70系に装備するカプラーはアーノルドカプラーのままにしておいて、将来発売される42系との相性を考えてカプラーを決めることにしたのでした。安心の標準カプラーですし。
連結間隔?そんなの気にしてはいけませんよ(笑)
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